ドライブスルー薬局と門前薬局、処方箋はどこに持っていくといいの?
処方箋を持っていく場所によって薬代が違います
病院で処方された処方箋を持って薬局に行った場合、処方箋を持ち込んだ場所がどこかによって、薬代に差があることをご存知でしょうか。
病院の敷地内の中にある門内薬局で薬を受け取った場合、処方箋1枚当たり30円の負担額がかかります。
処方箋が何枚かある場合は、枚数によって負担額がさらに増える仕組みです。
門前薬局の場合は処方箋1枚当たり80円かかります。
大手チェーン店の門前薬局はさらにお得に!
同じ門前薬局でも大手チェーンの薬局で処方箋を出した場合は1枚当たり50円から60円かかるのですが、同じ門前薬局なのに何故安くなるのでしょうか。
同じ門前薬局でも大手チェーンの方が名前が有名であるということもあり、処方箋を持った人達が集中的にやってくるため、大手チェーン薬局の方を調剤基本料を減額することを国が定めたからです。
一番お得なのは?
薬代を少しでも安くしたいという方は、病院内薬局があれば病院内薬局を利用した方がいいですし、門前薬局を利用する場合は大手チェーン店が経営する門前薬局で処方してもらった方がよいでしょう。
街中にある薬局に持って行った場合は処方箋1枚に対して120円がかかりますので、少しでも薬代を安くしたいのであれば、出来るだけ院内薬局か、門前薬局を利用した方がお得になります。
西沢薬局は亀有で地域密着している薬局です
利便性を考えるのならドライブスルー調剤薬局も!
調剤薬局も最近では進化を遂げています。
ファストフード感覚でドライブスルーで薬の受け渡しを行うことが可能です。
ドライブスルー調剤薬局は門前にない場合は、街中の薬局という扱いになりますので、基本調剤費が高くなりますが、車の中で薬の受け渡しが出来るので大変便利です。
事前にFAXで処方箋を流しておけば、待ち時間もありません。
熱があり具合が悪い時や、体力が低下してインフルエンザなどの感染病にかかりたくない方、天候が悪い時なども車の中から出ずに薬の受け渡しを行うことが出来ますので大変便利です。
特に小さな子供がいる方は、子連れで調剤薬局の中で待つのは子供が騒いだりすると大変な思いをすることもあるかもしれません。
それぞれ様々な諸事情がありますので、ドライブスルーで薬をもらった方が助かるという方もいることでしょう。
ドライブスルー薬局を利用する時は、病院の近くにある場合は薬の在庫が比較的用意されていますが、病院から離れている場合は薬の在庫がない可能性があります。
そのためあらかじめ処方箋をFAXで流しておくか、薬の在庫があるかどうかを確認してから利用された方がよいでしょう。