今後流行するかもしれない、目新しい野菜たち
平成にも新たな野菜がブームに
スイーツなどと同様、野菜も時代とともに次々と新しいものが登場します。
市場に出回り、よく知られるようになった珍しい野菜がブームになって定番野菜に定着することも珍しくありません。
平成の30年間でブームを起こした野菜として知られるのは、フルーツトマト、アボカド、そして本当に最近ブームとなったパクチーの3つです。
どれも昭和の時代には、一般家庭の食卓に並ぶことはあまりなかった野菜たちで、存在はもちろんそのおいしさや料理法が知られるにつれて受け入れられるようになりました。
年号が変わった令和の時代にも、まだ知られていない新しい野菜がブームとなることが予想できます。
まだまだメジャーではない、珍しい野菜は今でも数十種類はありますので、次にどんな野菜がブームになるか予想するのも楽しいかもしれません。
生でも食べられるカボチャ、コリンキー
珍しい野菜で、そのおいしさからブームになることも考えられる野菜の1つがコリンキーというカボチャの仲間です。
黄色く、サイズは普通のカボチャよりも若干小さい見た目をしています。
熟しきらないうちに収穫すると、普通のカボチャよりも柔らかく生でも食べられるところが大きな特徴です。
レシピとしては、生で食べられることを生かしたサラダなどがあります。
通常のカボチャよりも水分量が多く、漬物などにも適している野菜です。
もちろん、通常のカボチャのように天ぷらなどとして食べても、おいしく食べることができます。
青汁の材料としておなじみのケール
青汁の材料としてよく知られているケールも、これからは通常の野菜と変わらず食卓に並ぶようになっていくかもしれません。
健康食品の青汁に使われるだけあって、やはり最大の魅力はその高い栄養価にあります。
青汁の味からもわかる通り、強い苦みを持っているため苦手という方も多い野菜です。
しかし、非常にクセがあり好き嫌いの分かれるパクチーもブームになったほどですから、個性の強いケールのような野菜がブームとならないとは限りません。
ケールの利点としては、生でも加熱調理でも使えるという点、そして甘い材料と組み合わせてのジュースやスムージーに向いている点があります。
茹でても鮮やかな緑色がそのまま残るため、スープなどに使うと見た目が美しく仕上がるのもケールの長所です。
京都二条のマルシェノグチは新鮮な野菜で漬物を作っています