入店してすぐのテーブルマナーの注意点

格式高いイタリアンレストランに備える

イタリアンと聞くと家庭料理中心でカジュアルなイメージは強いですが、レストランによっては格式の高いタイプもあります。
日本料理もフランス料理もマナーをそこまで気にする必要のないお店と、ディナー等でテーブルマナーの知識が必要なお店があります。
もしも格式高いイタリアンレストランで豪華なディナー等を楽しむ際には、相応の対応が求められますし恥ずかしい思いをする事を避けるべきです。
大切な人と利用した際に、相手にも恥をかかせてしまいかねないので、ある程度のマナー知識は備えておくと良いでしょう。

食事の仕方だけがテーブルマナーではない

格式高いレストランを利用する際は、特にフォークやナイフの使い方といった食事の仕方に意識が行きがちです。
実は入店してすぐに伝統の決まりや応対方法があります。
席に案内されスタッフが椅子を引いてくれた場合、どの様に応対するかを知っている方は少ないです。
この場合、軽く会釈して椅子の左側から椅子の前に立ち、ゆっくりと座っていきます。
席の座り方から決まりがあり、日本では体験する機会はないでしょう。
しかしその場に応じた応対の仕方があり、それがマナーなのです。
バッグ等の荷物はテーブルの側にカゴがあるのでそこに入れます。
大きな荷物は入店した際にお店で預かってもらう様にしますが、お店側から声をかけてくれますので任せると良いでしょう。
格式高いお店ではお客の様子に合わせてスタッフが気持ちよく利用できる様に対応してくれます。

ナプキンの正しいマナー

席に着くとナプキンがセッティングされていますが、普段から使用されている方は少ないので使い方がいまいちわからない方も多いでしょう。
膝の上に広げて置いておく事や、服が汚れないように前掛けの様にセットする位の情報は多くの方が備えています。
正解は膝の上に置くのですが、セットするタイミングは最初に飲み物や前菜がきた時なので、席に着いてすぐにセットする必要はありません。
セットの仕方として2つに折って輪を作り、その輪が自分の手間に来る様にします。
それで口元が汚れた際等に使用し、汚れた面が見えない様に中側の面を使用します。
トイレ等で席を立つ際は椅子に掛けておくと良いでしょう。
最後に使い終わった後のナプキンをどうするかですが、欧米ではぐしゃぐしゃにしてテーブルに置きます。
これが正しいかは日本人のセンスからして正しくない様に感じますし、それをされている日本人はほとんどいません。
この行為は欧米風においしかったと言うサインですが、簡単に折り畳んで置いておくのも良いですし、その方が綺麗でしょう。
しかし綺麗に折り畳みすぎる事は失礼に当たると言う、日本のテーブルマナーとは少々違うのです。
マナーに拘りすぎず、日本人が備えているマナーの通り行えば、少し違っても問題はないでしょう。

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