建築は見るだけでも美しい

建築も芸術だ

芸術というのは絵画や彫刻だけではありません。
たとえば建築物です。
建築物といえば家やビルディングなどの建物ですが、その見映えのよさが大切である事はいうまでもなく、年中風雨や太陽に晒されていながらも、壊れる事無く、耐久性よく居心地のよい居住性を保つというのは並大抵の事ではありません。
こうした優れた建築物を建てるに当たっては、資格をもった建築家が綿密に設計し、それを形にする工事人がしっかりと設計図どおりに建築していかないといげないわけですから、本当に大変な作業といえます。

建築の偉人

建築の師といえば、「近代建築の3代巨匠」といわれる米国のフランク・ロイド・ライト氏が有名です。
この人が設計した有名な建築物といえば日本国内では帝国ホテルがその大乗策でしょう。
外観が美しいだけでなく、機能性や耐久性にもすぐれ、何年もの間、多くの人からうけいれられる建物をデザインするというのは中々できる事ではありません。
こうした優れた建築物は鑑賞にも値します。
それゆえに、フランク・ロイド・ライト氏の作品が多い米国のシカゴでは彼の作品である住宅やビルなどの建築物を見学するというバスツアーまであるそうです。

http://www.taisyou-setsubi.com/

建築物とシンボル

近年、都内にはオリンピックラッシュと相成って、多くのビルがリノベーション、あるいは新規に建設されています。
建築物はその町を象徴するシンボルでもあるわけですから、ランドマークとして特徴のあるユニークな物である必要もあります。
しかしそれだけでなく安全性の重視もあります。
多くの人が集まる街中に、これまた多くの人が訪れる建物を建設するわけですから、しっかりと計算して安全に建築する必要があります。
そして、その綿密に設計、建築された建築物1つでその町全体の印象がかわり、町が活気付いたりする事は実によいことだと思いませんか。
建築物というのはただ単に屋根と壁で囲われたもの、である以上に、人々にやる気をおこさせたり、町を活気付けたり、人に強いインパクトを与えるものであるのではないでしょうか。
多くの若者が建築の道を志す中、少しでも独創性があり、使い勝手がよくて、人々から広く受け入れられる機能的な建築物が町に沢山できる事を望みます。
建築物は建築物でありながら、時代のモニュメント的な役割をも果たしていると考えてよいでしょう。
部屋に調度品を飾ることによって、部屋にアクセントができるように、町の中にも美しい、特徴のある建築物を建て、その町に息吹を与えるのはすばらしいことです。