日本各地で話題、変わったトッピングのラーメン
意外な人気、レモン1個を使ったレモンラーメン
日本全国で、変わった具材をトッピングしたラーメンを出すお店も増えてきました。
例えば東京の変わり種ラーメンで人気なのが、「りんすず食堂」のレモンラーメンです。
テレビなどで取り上げられることも多い人気店で、行列ができることもあります。
このレモンラーメン、チャーシューやネギなどのトッピングは一切なしで、1個分を使ったレモンの輪切りだけがトッピングされています。
酸味はもちろん、ほのかな苦みと爽やかな香りがラーメンの塩味とマッチする、新感覚ラーメンとして一躍話題となりました。
チャーシューが載っていないかわりに、トッピングで注文できるのが「鶏天」というのも実にユニークです。
こちらも特大サイズで、よくオーダーされる人気メニューとして定着しています。
雪山のような特大メレンゲのラーメン
愛知県豊田市の「台南麺 かちかち山」の名物ラーメンは「雪見ラーメン」です。
雪山に見立てた巨大なメレンゲの塊が、ラーメンの上にドーンと乗っているという、非常に見た目のインパクト抜群なラーメンになっています。
ラーメン丼と同じくらいのサイズ感があるので、しばらくメレンゲを掘っていかないと麺にたどり着かないほどです。
ラーメンのスープ自体は、醤油ラーメンベースに少し辛い味付けがされているので、メレンゲによってその辛さが少し和らぐ感じとなります。
鮎がトッピングされたラーメン
岐阜県の鮎料理専門店、「川原町泉屋」では、ランチタイムに鮎を使ったラーメンを提供しています。
鮎を出汁に使っているだけというわけではなく、焼いた鮎の天日干しがまるまる1匹入っているラーメンです。
やさしい味わいのラーメンに、焼いた鮎の香ばしさが合わさる、この店の名物料理です。
長良川沿いならではの「鮎ラーメン」と思いきや、なんと東京・二子玉川でもこの鮎ラーメンを出すラーメン屋が登場しています。
店名もそのまま「鮎ラーメン」で、こちらも鮎を丸々一匹乗せたラーメンが味わえます。
ネギ油を最後にかけ、炎が吹き上がるラーメン
京都市の「めん馬鹿一代」は、お客の目の前でラーメンにネギ油を垂らし、その油で炎を出す「ファイヤーラーメン」として話題になっています。
これはパフォーマンスでもありますが、京都産の焦がし九条ネギの甘さや香ばしさを味わってもらうための工夫でもあります。
京都市を訪れる外国人観光客に人気のお店ですが、もちろん日本人が食べてもハイレベルなネギラーメンを味わうことができます。