畳のある注文住宅の暮らし
和室のない注文住宅
日本家屋には当たり前のようにあった和室ですが、最近は和室のない家も増えています。
理由は様々で、椅子とテーブルの生活スタイルが定着しているから、掃除や手入れが面倒くさい、カビやダニが心配、ペットには不向き、などがあります。
昔のように先祖代々の仏壇や神棚がある家も減っていますし、床の間も減っていて、欄間や障子など純和風のインテリアも特注の扱いになることが多いようです。
しかし、古民家再生などリノベーションも人気ですから、昔ながらの日本家屋に魅力を感じるひとも多いのでしょう。
畳のあるくらし
畳の上に正座をするというのは、仏壇の前や茶道・書道・華道・柔道などの習いごとで、普段から正座が習慣になっているひとはずいぶん減ってきています。
しかし畳があると、直接座ることが出来る、ごろんと横になることが出来るということがあり、来客時の応接室や泊りで遊びに来たひとのための寝室としても使えます。
小さな子の遊び場としても使えますし、寝かせたままでの着替えやおむつ替え、取り込んだ洗濯物をたたんだり、アイロンがけをするスペースとしても使いやすいでしょう。
い草の香りや感触も、昔から好まれる畳の良さです。
畳のお手入れ
畳のカビやダニが気になるというひとは多いですが、畳には水分、湿気が大敵になります。
そのため、畳の上にラグなどを敷くのは湿気をためることになりおすすめできません。
理想は時々畳を少し持ち上げて、間に空き缶などをはさんで風を通すことですが、無理であれば部屋の換気をすることで湿気をためないことが大事です。
普段のお手入れは、畳の目に沿うようにドライシートのワイパーをかけたり、優しく掃除機をかけます。
さらに目に沿って乾いた雑巾で乾拭き、汚れが気になる場合は硬く絞った濡れ雑巾で拭いてよく乾かします。
普段はそれだけで大丈夫です。
いろいろな種類の畳が選べる
い草の魅力は捨てがたいですが、カビやダニの発生を抑えられ、傷がつきにくくカラーバリエーションが楽しめる、和紙で出来た畳もあります。
畳の縁も模様や色が豊富にあり、楽しく選べるようになりました。
フローリングの上にラグのように敷ける置き畳もあります。
洋風の部屋にもマッチする畳の空間の提案も多くなりました。
ちょっと小上がりになっている和室や畳コーナーを設けた大手ハウスメーカーのモデルハウスも多いですね。
株式会社ISOLA HOMEは三郷市の注文住宅業者です
畳のある注文住宅も検討してみては?
和室は考えていなかったというひとも、日本人に長く親しまれている畳のある暮らしの良さを改めて考えてみてはいかがでしょうか?
思い描いていた注文住宅が和のテイストゼロだったとしても、洋風インテリアにもなじむ畳の計画も可能ですよ。