社労士を選ぶ際の4つのポイント

得意分野を調べる

社労士にはそれぞれ得意分野があります。どのような業種業界を得意としているのか事前に調べておくことは大切です。それまでに特定の業界とのみ仕事をしてきたような社労士もいるのです。
たとえば、社労士事務所のなかには、保育や介護業界を得意としてきた事務所があります。そのような事務所では、保育園や介護施設などからの依頼をたくさん引き受けてきた実績があり、この分野に関して質の高いサービスを提供してくれるでしょう。社労士選びにおいては、自分の依頼したい分野を得意としている社労士を探すことが大切です。

専門領域をチェックする

社労士の専門分野は大きく分けると労働分野と社会保険分野があります。労働分野とは労務管理が主な内容です。さらに、就業規則や人事制度、各種制度の運用といった仕事も行います。手続きの代行をしたり、コンサルティング業務をしたりするケースもあります。社会保険については、年金や医療、介護といった分野があって、特に年金は社労士が大きく活躍している分野です。介護保険を専門的に扱っているような事務所もあります。それぞれの社労士事務所ごとに専門領域は大きく異なっています。あなたが依頼したい領域を専門としている事務所を探すとよいでしょう。

態度や相談のしやすさを確かめる

これから依頼したい社労士にまずは問い合わせをしてみましょう。実際に相談をしてみたときの、態度を確認するのです。親切丁寧な対応をしてくれたならば、信頼できるでしょう。なかには横柄な態度を取る社労士もいるのですが、そのような社労士に依頼するべきではありません。また、話しやすい雰囲気かどうかも重要です。どのようなタイプの人とコミュニケーションを取りやすいのかは、人それぞれ違います。あなたにとって話しやすい相手であることが大切です。

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費用を確認する

社労士に仕事を頼むときには費用がかかってしまいます。どのくらいのお金がかかるのか事前に確認することは大切です。見積りを出してもらえば、費用をチェックできます。その際には、後で追加費用がかかってしまわないかきちんと確かめましょう。見積りのそれぞれの項目について詳細な説明を求めるべきです。そこで、しっかりと説明をしてくれるならば、信頼できる社労士といえます。いくつかの事務所に相談して費用を比較してみるとよいです。そうすれば、それぞれの社労士ごとに条件が異なることがわかります。ただし、安さだけを重視せず、総合的に考えることが大切です。そうすれば、満足できるサービスを受けられます。