話題沸騰中、耳エステではどんなことをするのか

プレトリートメント

耳エステという名前の施術ではあるものの、いきなり耳掃除を始めるわけではありません。
最初はおこなうのはプレトリートメントです。
耳の周りについている汚れをホットタオルで拭き取り、さらに耳掃除がおこないやすいようにジェルを塗ります。
エステによってはゲルマニウム入りのジェルを使用する場合があり、そのときは首や肩のコリが改善されたり、耳周りの皮膚や筋肉がほぐれたりといった効果が追加されます。

産毛剃り

プレトリートメントが終わったら今度は耳の産毛剃りです。
「産毛剃りなんていらないのでは」と思う方もいるかもしれません。
ですが、耳の産毛には耳あかの一部が付着していたり、空気中のゴミやホコリがくっついたりすることがあるので、産毛の掃除は意外と大切です。
耳の周辺にある産毛を剃るときは基本的に平たいカミソリを使用します。
カミソリの刃はひんやりとしているので、産毛を剃っているときは、心地よさのようなものを感じることが多いです。
耳の周辺の産毛剃りが終わったら今度は穴の中です。
こちらは「穴刀」という細くて長い形をしているカミソリを使って処置をおこないます。

耳掃除

産毛剃りが終わったり、本題の耳掃除です。
最初におこなうのは穴の入り口周辺の掃除。
耳かきの先端で入り口周辺の汚れを取りつつ、その付近にあるツボを刺激していきます。
ツボを刺激するのは汚れを効率よく取るためと施術を受ける人を気持ちよくするのが目的です。
入り口が終わったら、今度は耳の奥の掃除です。
耳の奥は人によって形状が変わるので、大小さまざまな耳かきを使い分けて施術をおこないます。
耳あかを取り除くことができたら、耳の中のマッサージです。
耳の気持ちいところが刺激するだけでなく、耳かきで取り切れなかった耳あかも取るようにします。

消毒

耳掃除が終わったら今度はメンソールローションを使った「耳の消毒」に入ります。
「汚れをとってきれいになったのになんで消毒するの」と思う方もいるでしょう。
耳あかを取るときは、それがくっついていた肌に刺激を与えることになり、一時的に皮膚が敏感状態となります。
敏感な状態とは細菌への抵抗力が一時的に弱まってしまうことを意味しているので、感染症などを防ぐ目的で消毒をしています。

ヘッドマッサージ

最後は「ヘッドマッサージ」です。
耳エステは寝た状態とはいえ頭部を固定するのである程度疲れが溜まってしまいます。
ヘッドマッサージでは頭部にあるツボを刺激することでエステをしているときに溜まった疲れを取り除くようにしています。

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